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日本以外にも四季はある
東京オリンピック2020年に向けて、首相は国民の英語力を上げる政策を進め、外国に日本文化をもっと紹介しようとしています。

TV番組やYou Tubeでも外国人からみた日本や日本人を取り上げたもの、日本人の英語力を取り上げたものも増えているように思います。

その中で管理人が感じたことを書きたいと思います。


日本人が日本を紹介する際には、「日本には四季がある」とよく言います。

これは外国人からすると、日本人は日本にしか四季がないように思っていると感じます。

例えば、講師の国、カナダでも四季はあります。
ただ、春夏秋冬がそれぞれ3ヶ月ずつなのではなく、冬は長く、夏が短いだけです。

日本しか知らない人が日本を外国人に紹介するのは難しいと思います。
それは、外国で生活すれば、他の国でも四季があることはすぐ分かります。
日本で、日本人だけで生活するとそういう国際感覚が身につきません。

国際感覚がない人は、日本や日本文化を紹介するにはアピールが下手としか言えません。

日本人に四季に対するこだわりがあることは間違いありません。
だから、言葉を変えて、それを上手く説明する必要があると思います。
「日本には四季がある」だけでは、日本人の四季に対する思いは外国人には通じません。

例えば、欧米人に比べると日本人は自然現象に時間とお金を費やしています。

カナダやフィンランドやアラスカへのオーロラツアーは高額ですが、それが理解できない欧米人はかなりいます。
アメリカではアラスカは夏に避暑に行くところであり、寒い冬に日本人が行くことが信じられないそうです。

花見のようなイベントも日本独自のものかもしれません。

アメリカはお祭り好きですが、宗教的なイベント(クリスマス、ハロウィン、イースター)、国のイベント(独立記念日)が中心で、祝日でもなく、花が咲いているときに、花を楽しむパーティはありません。

紅葉もしかりです。

日本人が四季を大切に思う気持ちは、既に平安時代にはありました。

清少納言の『枕草子』の「春はあけぼの」「夏は夜」「秋は夕暮れ」「冬はつとめて」は学校で暗証した方も多くいると思います。

俳句には季語を入れることは、日本人なら誰でも知っています。

俳句は英訳されて、外国人でも知っている人はいますが、季語のことは知らない人もいます。

日本人にとって四季は生活に密接していますが、その歴史も長いのですが、
「四季がある」だけでは、外国人にそれは伝わりません。

日本紹介の文章を書いている人は、きっと私よりいい大学を出ている方でしょうから、
知恵を絞って、外国人に伝わる表現を書いて欲しいと思います。
author:Meow Gardenのネイティヴ講師, category:-, 14:39
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